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Channel:     滋賀彦根新聞
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衆院選、彦根は投票率県下最下位脱出なるか

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 衆議院が解散し、総選挙が12月2日公示、14日投開票で行われる。県内の選管でも対応に追われているが、ここ最近の衆院選で彦根市の投票率は県内13市で連続最下位となっており、市選管は投票率向上に向けた準備を急ピッチで進めている。
 衆院選での彦根の投票率は平成24年12月16日が57・29%と県内市町で下から愛荘町に次いで2番目、同21年8月30日が66・41%と豊郷町に次いで下から2番目、同17年9月11日が65・97%と甲良、旧虎姫に次いで下から3番目となっており、市単位ではいずれも最下位。彦根を筆頭に犬上郡や愛荘町の湖東エリアで投票率が低いのも特徴だ。
 市選管では、昨年7月の参院選で彦根の投票率が県内市町で最下位だったことを受け、同年11月に選挙セミナーを開催。また今年7月の滋賀県知事選でも最下位だったため、翌月からは市民団体「誰のまちやねん彦根」に委託してのセミナーを行っており、統一地方選を控えた来年1月に3回目のセミナーを行う予定だった。
 その最中での衆院選に、市選管は投票率アップに向けて、県知事選から取り入れているビバシティ彦根での期日前投票を12月10日~13日に導入する予定。ただ、準備期間が足りなかったため、投票率向上につながるほかの新たな取り組みはされない。市選管の担当者は「何とか最下位脱出を図りたいが・・・」と話しているが、投票率向上には市民が選挙行動を行うしかない。
 なお滋賀2区には、自民党から現職の上野賢一郎氏(49)、民主党から元職の田島一成氏(52)、共産党から新人の中川睦子氏(56)が出馬する予定。

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