豊郷町の日栄小学校で先月27日、恒例の校内相撲大会が行われ、ゲストとして出羽海部屋の力士たちも登場した。
昭和42年に校内に土俵が完成し、その年の7月3日に最初の大会が開催されて以降、毎年行われており、48回目の今年も全校児童が参加。1~5年生が色別対抗戦、6年生が男女別のトーナメント戦にのぞんで優勝を争った。
その後、幕下の豊後(ぶんご)錦と三段目の出羽鳳(おおとり)が、学年ごとに児童4~8人ずつを相手に指導相撲を行い、子どもたちが力士に高々と持ち上げられたり、力士の後ろに回ったりすると、詰めかけた保護者らからは歓声が沸き起こっていた。
最後には出羽海部屋の中立親方(元小結・小城錦)が解説役となって模範相撲も行われ、豊後錦と出羽鳳が四股を踏んだり、立ち合いをしたりすると、その迫力に驚きの声が上がっていた。