彦根城内の桜(ソメイヨシノ)が先月31日(昨年は28日)に開花した=写真。城内にある約1200本の桜が満開になるのは今週末以降になりそうだ。
寒い日が多かったためか、例年よりも遅い開花。昨年の満開の時期は5日ごろだったため、今年は少し遅れる可能性も。城内では彦根城桜まつりが開かれており、夜間にライトアップされている。
平年並みの開花
気象台の標本の桜
彦根地方気象台が2日、桜(ソメイヨシノ)の開花を発表した。昨年より3日遅いものの、平年並みだという。
平年並みの開花
気象台の標本の桜
彦根地方気象台が2日、桜(ソメイヨシノ)の開花を発表した。昨年より3日遅いものの、平年並みだという。
気象台では敷地内にある標本木の桜の花が5、6輪咲くと開花を発表。昭和28年に統計を開始して以来、これまでで最も早かったのが平成2年、最も遅かったのが昭和59年だった。平年値は4月2日で、2日前後の開花を平年並み、3日以上を早い・遅い、と呼んでいる。
1本の樹のうち8割以上の花が咲くと満開と呼ばれ、開花から約1週間かかるとされる。また標高が100㍍高くなるごとに、満開が2、3日遅くなる