親子で触れ合う時間を増やしてもらおうと、NPOぽぽハウス(彦根市小泉町)は絵本や紙芝居など読み聞かせを行う「おはなし隊」を市民ボランティア8人で結成。今月から毎週火曜日にビバシティ彦根2階のちびっこ広場で、乳幼児と保護者を対象に読み聞かせを始めた。
同団体は6年ほど前から月に1回、体操や歌、手遊びなど親子でスキンシップの遊びをしてもらう「むぎゅむぎゅタイム」を同広場で実施してきたが、買い物目的で足を運んできた親子がもっと気軽に参加し、同広場を有効的に使ってもらおうと、読み聞かせも取り入れることにした。
同団体子育て支援部代表の福井久美子さん(54)=彦根市原町=は「毎週火曜の買い物の合間に、ここに来れば親子で触れ合えるという気軽な気持ちで、スキンシップをとっていただければ」と話している。
読み聞かせの事業は平和堂財団の「いきいきすくすく淡海っ子活動」の助成金(約6万円)を受けている。読み聞かせは毎月2~4回の午前11時~、むぎゅむぎゅタイムは毎月1回午前10時半~と同11時40分~。いずれも参加無料。対象は1~4歳の子どもと親。
また、読み聞かせなどを行う話好き・子ども好きのボランティアも募集。問い合わせはぽぽハウス☎(21)0664。