春の選抜高校野球大会(センバツ)で近江高校は県勢初の準優勝を果たした。野球部のエースで4番バッターの主戦・山田陽翔投手に、夏の全国高校野球選手権大会に向けた課題や将来の目標について聞いた。
センバツで山田投手は準決勝までの4試合を
一人で投げぬき、前日の準決勝で足に死球を受けながら、決勝の大阪桐蔭戦にも先発。3回途中で降板し、チームも1対18で大敗したが、山田投手はすでに次(夏)に向けて動き出している。
決勝での力負けについて、山田投手は「元気な状態だったら、きん差の試合になったかもしれない。投げられなかったため、体力のなさを痛感した。夏に向けて体力と技術の向上に努めたい」と自身の課題をあげた。
投手力育成へ「日々努力」
140㌔台普通に打てる打力も
夏の選手権大会で優勝するためについては「近江の野球は守備でリズムをつかんで、打撃につなげていくスタイル。それを実現できれば優勝につながる」と説明。「大阪桐蔭だけでなく、全国クラスの高校の投手は常に140㌔台を投げてくる。その球を普通に打てるようにならないと、優勝はできない」と力説した。
課題の一つにあがっている山田投手以外の投手育成については「ピッチャーは全国クラスの3枚が必要だと思う。僕を含めて、日々の努力を重ねて成長していく必要がある」と述べた。
自身の投手での課題については「選抜前は投げ込みが不足していた。けがをしない体を作ったうえで、技術面を磨き、これまでのストレートの最速148㌔から150㌔のスピードボールを投げたい」と意気込みを語った。
「地元愛」で近江へ
彦根の高校「誇り」
山田投手の3つ上の兄は大阪桐蔭出身で、自身も中学校時代に大阪桐蔭から誘いを受けたという。それでも近江を選んだ理由については「強い高校に進むよりも、強い高校を倒したかった。そして何よりも地元滋賀で一番強い近江に進みたかった。地元愛という気持ち」と笑顔を見せた。
センバツ終了後、彦根駅などでは市民から「感動したよ」と声をかけられるようになったといい、山田投手は「彦根にある高校で戦うことができ、誇りに思う」と話し、将来については「プロ野球選手を目指したい」と力強く話した。
一人で投げぬき、前日の準決勝で足に死球を受けながら、決勝の大阪桐蔭戦にも先発。3回途中で降板し、チームも1対18で大敗したが、山田投手はすでに次(夏)に向けて動き出している。
決勝での力負けについて、山田投手は「元気な状態だったら、きん差の試合になったかもしれない。投げられなかったため、体力のなさを痛感した。夏に向けて体力と技術の向上に努めたい」と自身の課題をあげた。
140㌔台普通に打てる打力も
夏の選手権大会で優勝するためについては「近江の野球は守備でリズムをつかんで、打撃につなげていくスタイル。それを実現できれば優勝につながる」と説明。「大阪桐蔭だけでなく、全国クラスの高校の投手は常に140㌔台を投げてくる。その球を普通に打てるようにならないと、優勝はできない」と力説した。
課題の一つにあがっている山田投手以外の投手育成については「ピッチャーは全国クラスの3枚が必要だと思う。僕を含めて、日々の努力を重ねて成長していく必要がある」と述べた。
自身の投手での課題については「選抜前は投げ込みが不足していた。けがをしない体を作ったうえで、技術面を磨き、これまでのストレートの最速148㌔から150㌔のスピードボールを投げたい」と意気込みを語った。
彦根の高校「誇り」
山田投手の3つ上の兄は大阪桐蔭出身で、自身も中学校時代に大阪桐蔭から誘いを受けたという。それでも近江を選んだ理由については「強い高校に進むよりも、強い高校を倒したかった。そして何よりも地元滋賀で一番強い近江に進みたかった。地元愛という気持ち」と笑顔を見せた。
センバツ終了後、彦根駅などでは市民から「感動したよ」と声をかけられるようになったといい、山田投手は「彦根にある高校で戦うことができ、誇りに思う」と話し、将来については「プロ野球選手を目指したい」と力強く話した。