今月4日までブルガリアで開かれた夏季デフリンピックに柔道の100㌔以下級と無差別級に日本代表として出場した山田光穂(こうすい)さん(32)=彦根市金沢町=が、2階級で銅メダルを獲得。27日に市役所で報告会が開かれた。
デフリンピックは4年に1回開催される聴覚障害者のオリンピック。今年は約75カ国から約5000人(うち日本選手149人、滋賀県内2人)が出場。山田さんは前回の北京大会にも出場し、その時は100㌔以下級で金メダルを獲得した。
報告会で山田さんは「連覇できずに応援してくれた方々には申し訳ないことをしました。しかし皆さんの応援のお陰で銅メダルを2つ獲得できたので、本当に感謝しています」と述べた。
大久保貴市長は「大いに誇らしく思っていただいていいと思います。次回のデフリンピックで雪辱を果たしていただきたい」と語った。