東日本大震災の被災地の流木で作られたヴァイオリンを使ったコンサート「千の音色でつなぐ絆」が6月26日に多賀町中央公民館で開かれ、彦根出身の奏者の高岸卓人さんが演奏した。
津波に耐えた「奇跡の一本松」で知られる岩手県陸前高田市の海岸から流されたマツなどを使い、ヴァイオリン修復家がヴァイオリンやビオラ、チェロを製作。その後、有志団体の命をつなぐ木魂(こだま)の会は演奏家1000人が全国各地で演奏するヴァイオリンプロジェクト「千の音色でつなぐ絆」を進めている。
滋賀県の団体の東日本大震災復興を応援する滋賀有志の会はひこね燦ぱれすなど県内各地で同プロジェクトのコンサートを開催。7回目の今回は高岸さんとピアニストの小塩真愛さんを招いた。
約150人が来場した多賀でのコンサートでは、同プロジェクト開始以降755人目の奏者となった高岸さんがヴァイオリンを手にベートーヴェンやチャイコフスキーらの曲の演奏を披露した。また命をつなぐ木魂の会の又川俊三さん(76)の講演もあり「子どもたちに被災した私たちの経験をこれからも伝えていきたい」と話していた。
津波に耐えた「奇跡の一本松」で知られる岩手県陸前高田市の海岸から流されたマツなどを使い、ヴァイオリン修復家がヴァイオリンやビオラ、チェロを製作。その後、有志団体の命をつなぐ木魂(こだま)の会は演奏家1000人が全国各地で演奏するヴァイオリンプロジェクト「千の音色でつなぐ絆」を進めている。
滋賀県の団体の東日本大震災復興を応援する滋賀有志の会はひこね燦ぱれすなど県内各地で同プロジェクトのコンサートを開催。7回目の今回は高岸さんとピアニストの小塩真愛さんを招いた。
約150人が来場した多賀でのコンサートでは、同プロジェクト開始以降755人目の奏者となった高岸さんがヴァイオリンを手にベートーヴェンやチャイコフスキーらの曲の演奏を披露した。また命をつなぐ木魂の会の又川俊三さん(76)の講演もあり「子どもたちに被災した私たちの経験をこれからも伝えていきたい」と話していた。