東京五輪の滋賀県内での聖火リレーが27、28日の両日行われる。本紙は聖火ランナーのうち、28日に登場する甲良養護学校高等部2年生の古池玲乃愛(れのあ)さん(16)=彦根市野良田町=に意気込みを聞いた。
古池さんは脳性まひの障害がある。母親の敦子さん(52)は「障害を持っている子はさまざまなイベントに参加できないと思われている。そのような壁を無くしたい」との思いから、これまでにも玲乃愛さんと一緒にマラソン大会への参加やイルカとの水上での触れ合いなどを積極的にしてきた。
そして「重度の障害があってもできるということを広めたい」との思いから聖火ランナーへ応募。玲乃愛さんは指筆談で「新型コロナが早く収束することを願いながら、希望の灯を届けたい」と意気込みを語った。延期になったこの1年間の思いとしては「コロナでどうなるのか心配で不安でしたが、走れると信じて待っていました」と笑顔を見せた。
兄2人もトーチと押す役で
3兄妹で登場、母「うれしい」
当日、玲乃愛さんは金色のシューズを履いて、専用のバギーに乗って登場する。兄で長男の汰成さん(23)がトーチを持ち、次男で介護福祉士の藍羅さん(22)がバギーを押す担当。3兄妹での聖火ランナー登場に敦子さんは「兄妹で聖火をつないでくれるという姿が見られると思うと、本当にうれしい」と話していた。
古池さんは脳性まひの障害がある。母親の敦子さん(52)は「障害を持っている子はさまざまなイベントに参加できないと思われている。そのような壁を無くしたい」との思いから、これまでにも玲乃愛さんと一緒にマラソン大会への参加やイルカとの水上での触れ合いなどを積極的にしてきた。
そして「重度の障害があってもできるということを広めたい」との思いから聖火ランナーへ応募。玲乃愛さんは指筆談で「新型コロナが早く収束することを願いながら、希望の灯を届けたい」と意気込みを語った。延期になったこの1年間の思いとしては「コロナでどうなるのか心配で不安でしたが、走れると信じて待っていました」と笑顔を見せた。
3兄妹で登場、母「うれしい」
当日、玲乃愛さんは金色のシューズを履いて、専用のバギーに乗って登場する。兄で長男の汰成さん(23)がトーチを持ち、次男で介護福祉士の藍羅さん(22)がバギーを押す担当。3兄妹での聖火ランナー登場に敦子さんは「兄妹で聖火をつないでくれるという姿が見られると思うと、本当にうれしい」と話していた。