日ごろから落語をしている市立城西小1年の西畑奏音君(6)=長曽根町=が22日、安清町の東保育園(二階堂宏子園長)に招かれ、園児の前で落語2作を披露した。
西畑君は昨年夏に祖父から落語の本を2冊もらって以降、落語にはまり、CDで聞いたりして、これまでに6作を覚えるまで成長。今年夏休みには落語家の桂弥太郎さんと一緒に、市内4小学校を訪れ、初めて校外で落語をした。
この日、西畑君は二階堂園長の招きで来園し、浴衣姿となって、5歳児27人の前に用意された座布団の上に正座。「おべんとすいと」と「ざしきわらし」のお題をほとんどミスすることなく披露し、園児たちも真剣に聞いていた。西畑君は「緊張もせずに楽しかった。うまくできたと思う。将来は落語家を目指したい」と笑顔で話していた。