新型コロナウイルスの感染拡大防止で、各分野の団体が地域の施設に訪問できない状況が続いているため、彦根市社協内の地域づくりボランティアセンター「ボラカフェ」はオンライン交流アプリ(zoom)を活用しながらの交流継続をすすめている。
新型コロナ禍以前、音楽やフィットネス、ヨガ、英語などの個人・団体がデイサービスや公民館、子育てサロンなどを訪れ、高齢者や母親たちと交流してきた。
しかし感染拡大防止のため、相互の交流が無くなっている状況を受けて、ボラカフェではオンラインによる交流を企画。7日には西地区公民館にフィットネスインストラクターの國枝ゆりさん(55)を招き、市内の福祉施設やヨガ、音楽の団体とオンラインでつないで一緒にフィットネスを体験した。同公民館の馬場完之館長のギター演奏もあった。
ボラカフェは音楽などの団体の「発信」側とデイサービスなど「受信」側を募集。代表の沼波洋子さん(36)は「オンラインというハードルがあるかもしれませんが、慣れ親しむことで少しずつ解消できる。多くの団体に参加してほしい」と話していた。問い合わせはボラカフェの事務局☎(22)2821。