1日に松原水泳場周辺で開催された彦根・北びわ湖大花火大会が、若者十数人による行為で約15分間中断した問題を受け、実行委員会は来年以降の花火大会で警備体制を強化する方針だ。
実行委によると、花火大会中盤の午後8時ごろ、10代から20代の若者の集団が打ち上げ場所から600㍍以内の進入禁止エリアに、サーフボードに乗りながら一列に並んで、打ち上げ場所方向に泳いでいるのを市消防本部の職員が発見。打ち上げを中断させて、彦根署の警備艇がライトで照らしながら注意して岸に戻らせたという。
15分間の中断後、花火大会は再開し、打ち上げ時間を短縮させるなどの措置で、予定より十数分遅れで終了した。花火大会は今年で64回目だが、船が近づいて数分の中断はあったが、長時間はこれまでなかったという。
実行委は来年以降、警察と協議した上で水際の警備体制を強化するなどの対策を行う方針。