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井上仏壇の製品が全国伝統的工芸品仏壇仏具展の伝統意匠部門で伝統的工芸品産業振興協会賞を受賞

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 彦根市芹中町の井上仏壇の製品が、全国伝統的工芸品仏壇仏具展の伝統意匠部門で「伝統的工芸品産業振興協会賞」を受賞した。
 岐阜県の依頼主から2018年4月1日に「品評会に出品できる逸品を作って納品してほしい」との要望を受けた。彦根仏壇七職の職人約15人の技を結集する形で、約2年かけて高さ179㌢×幅130㌢×奥行き88㌢の仏壇を作った。
 漆塗りを通常の倍の約8カ月かけたほか、純度約98%の5毛色金箔や、プロダクトデザイナーのオリジナルの金具などを使用。随所に依頼主の家紋「剣に花菱」をあしらった。価格は税込み3520万円。
 全国伝統的工芸品仏壇仏具展は全国伝統的工芸品仏壇仏具組合連合会などが3年に1回開催。24回目の今年は2月29日から3月1日まで東京都立産業貿易センターで開かれ、伝統意匠、新デザイン、仏具の3部門に全国から彦根仏壇の4点を含む53点が出品。井上仏壇の製品は上位クラスの伝統工芸品産業振興協会賞を受賞した。
 井上昌一社長(52)は「とてつもないプレッシャーの中だったが、ご期待にそえる製品ができた。すばらしい賞を頂いて、うれしい」と笑顔を見せていた。



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