多賀町で収穫された「多賀にんじん」を多賀町長らがPRするトップセールスが11月30日、ビバシティ彦根で行われた。
多賀にんじんは町内の土田、久徳で約40年前から栽培。現在は10戸の農家で組織する「多賀にんじんクラブ」が約340㌶の畑で作っている。糖度が高く、生で食べても柿に似た甘さがあるのが特徴。琵琶湖や河川など環境に配慮しながらの栽培に取り組んでおり、すべての多賀にんじんが環境こだわり農産物の認定を受けている。
今年度は来年2月末までに約100㌧の収穫を見込んでいる。多賀にんじんをさらにPRしようと、JA東びわこが久保久良町長、多賀にんじんクラブ部会長の小菅一男さん(75)、JA東びわこの大脇利博理事長によるトップセールスを開催。積み上げられた多賀にんじんの前で、来店客に試食してもらいながら購入を呼びかけていた。
小菅さんは「甘みが強くおいしいと評判の多賀にんじんをより多くの皆さんに食べてもらいたい」と話していた。3、4本入りで平和堂やフタバヤなどスーパーで販売している。