明智光秀を題材にした来年の大河ドラマ「麒麟がくる」に合わせて、彦根市旭町のサロンバー・シスルがオリジナルカクテル「Jubei~明智光秀」を考案。今月から提供を始めた。
光秀が多賀町佐目で誕生したとの言い伝えがあるため、18歳まで多賀で過ごした同店オーナーの宮下純さん(43)=彦根市城町1=が、醸造所「多賀」の原酒を使って、明智家家紋の水色の桔梗(ききょう)を表現したカクテルを作った。
多賀の原酒のほか、キンカンやスミレのリキュールなど計5種類を使っており、甘く少し酸味のある味わいになっている。商品名は光秀の通称名の十兵衛にちなんで命名。
同店は2012年の石田三成を皮切りに、井伊直政や井伊直虎などこれまでに5人の戦国武将にちなんだカクテルを提供している。6人目となる光秀カクテルの完成に、宮下さんは「これを飲んで頂き、光秀が多賀とのつながりがあるかもしれないことを知ってもらえるきっかけになれば」と話している。
アルコール度数15%。税込み950円。問い合わせは同店℡(22)7071。