久木さんは高校卒業後、服飾関係の専門学校へ進学し、洋服作りを学んだ。卒業後はオーダーメイドで女性を中心にした大人向けの洋服を作ってきた。4年前に長男が誕生したのを機に、子ども向けの洋服作りも開始。綿や麻、ウールなどさまざまな素材を使い、「母親とコーディネートできる洋服」を手がけている。
今回の展示に合わせて、「KURUM(くるむ)」というブランド名を付けた。高橋美術では久木さんの作品のほか、母親で大藪町の堀田静江さんが毛糸を使って手編みで仕上げたニット帽や靴下など計90点を展示している。
久木さんは「秋冬の装いが楽しくなるような洋服を作りました。ぜひ、見に来てください」と来場を呼びかけている。開館は午前11時〜午後6時。購入もできる。問い合わせは高橋美術℡(20)4963。