彦根仏壇事業協同組合青年部のグループ、柒+(ナナプラス)のメンバーが仏壇の技を生かして作ったシリーズを「自由壇(フリーダン)」と命名。iPadやiPhoneの画面で自由壇の商品をバーチャルで体験できるアプリも開発し発表した。
柒+は同組合に加盟する若手の職人らで平成23年2月に結成。仏壇や神棚などに代わる現代社会に合った商品作りをしており、これまでに20種類を製造。コンセプトの「自由な祈りの形」から自由壇と名付け、そのうち11種類を紹介したアプリを滋賀県東北部工業技術センター(長浜市)と共同で開発した。
アプリでは商品ラインアップや詳細な情報を掲載しているほか、ろうそくや線香に火を着けたり、おりんを鳴らしたり、写真や戒名を自由に変更できたり、扉を開閉させたり、仮想的に体験することができる。
記者発表した柒+は「このアプリで自由壇を体験していただき、本物の自由壇の購入を検討していただければ」としている。،m+は自由壇の商品やアプリを今月22日から24日まで東京ビッグサイトである「エンディング産業展」に出品する。