彦根藩初代藩主を称える「井伊直政公顕彰式」が3日、彦根駅前広場の銅像前であり、彦根商工会議所青年部が設立した石碑の除幕式も開かれた。
青年部は昭和62年に創立5周年を記念し、直政の銅像を建立。以降、城まつりパレードの行事の一環として顕彰式を開いている。
今年は創立35周年を記念し、「彦根藩初代藩主 井伊直政公之像」と書かれた高さ1・6㍍×36㌢四方の石碑を銅像横に建立した。
式で青年部の嶋津幸一郎会長は「銅像建立から30年が経ったが、誰の像かわからない観光客もいるようだ。彦根の玄関口を訪れる多くの観光客に知ってもらうことができればと思い、石碑を設けました」と話した。彦根商工会議所の小出英樹会頭のあいさつ、彦根鉄砲隊の演武の後には、もちの振る舞いや彦根古城太鼓の演奏もあった。