彦根東高野球部のエースで稲枝中学校出身の増居翔太選手=2年生=に、自身の持ち味や甲子園での抱負などを聞いた。
増居選手は135㌔前後のストレートを中心に、スライダー、カーブ、チェンジアップを投げる。身長171㌢と上背はないが、打者から「浮き上がる直球」と評される球と出所が見えにくいフォームで抑える投法が持ち味。
1年生の秋に投球フォームを修正。足を踏み出すステップや上げる際のタメ、体重移動などを意識して直すことで、「自分なりの投球法をつかんだ」という。甲子園までの課題としては「ストレートを修正していきたい」とし、対戦したいチームとしては「春の近畿大会に負けた大阪桐蔭。悔しさを甲子園で晴らしたい」と語った。
チーム全体の特徴としては「打撃面は勝負強く、切れ目がないため全国でも戦える」とし「練習時間が少ない中で、一人一人が色々工夫して努力することで、甲子園出場を果たすことができた。(公立校でも)甲子園で十分、戦えるところを全国に示したい」と抱負を述べた。