昨年度、赴任した山田校長がグラウンドに積もった雪を見て「白いキャンパスのようだ」と思い、雪上アートを考案。昨年度は鳥居本中で実施している年賀状コンクールの作品を参考に、富士山からの日の出をグラウンドに描いた。
今年度も生徒たちから降雪時には描きたいとの要望があり、先週末からの雪で「白いキャンパス」になったグラウンドに美術の時間を利用して、1年生18人と2年生14人、教員5人が約50㍍四方に90分かけて「大一大万大吉」を描いた。
鳥居本中は平成22年6月にグラウンドが芝生化されているため、雪が溶けると「大一大万大吉」の文字が浮かび上がるよう、文字の回りに雪を約20㌢積み上げる方法で制作した。
山田校長は「昨年も体験した2年生たちからは1年間で最も思い出に残ったとの声も聞いた。雪が溶けて文字が見えるのが楽しみ」と話していた。