8日から放送が始まったNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」と、3月18日に開幕する彦根城築城410年祭に合わせて、160人乗り・62㌧の観光船「第5わかあゆ」を赤備えの甲冑をイメージして改装。外観は赤地を基調に、橘や井桁の家紋、直政の文字を金色でデザインしており、内装も家紋を配している。
9日に彦根港で行われた記念式典には大久保貴市長や彦根商工会議所の小出英樹会頭、彦根鉄砲隊の隊員ら約50人が参加。近江トラベルの植田重弘社長が「2年前からリニューアルを考えていたが、大河ドラマや築城410年祭に合わせて決断した」とあいさつした後、大久保市長が「湖上から美しい彦根城を『直政』と一緒に眺めて頂きたい」、小出会頭が「『直政』を活用し、官民に市民も加わって盛り上げていけると確信している」と述べた。
「直政」は3月1日から竹生島までの2便と多景島までの1便で登場する。問い合わせはオーミマリン☎(22)0619。